リゾートを1週間単位で所有する権利です。従来の旅行でホテルに泊まる際の概念は“借りる”でしたが、タイムシェアは借りるのではなく部屋のオーナーとなる“所有する”を概念としています。また、タイムシェアは、ホテルの部屋だけではなく、コンドミニアム、小さな山小屋、豪邸、お城、クルーズ船やヨットなど様々な形で存在します。
タイムシェアが始ったのは、1960年代です。スキーリゾートでとまる山小屋、1年中はいないが休暇中の1ヶ月くらいは住みたい。でも山小屋を買うのは高い。それではたくさんの人で買い一月づつ分けて所有すれば、と言うのがタイムシェアの概念の始まりでした。1967年には、世界最初のタイムシェアリゾートがアルプス地方(フランス)で発売されました。そして、約1年足らずで、ハワイにタイムシェア・リゾートが紹介されました。現在ハワイでは、ヒルトンホテルグループを筆頭にリゾートホテル、さらに地元のホテル系列もタイムシェアを新しいマーケットとして、特に日本人市場に重点を置いて展開されています。
日本では、ヒルトン・グランド・バケーション・クラブなどの日本人市場に力を入れたマーケティングによりやっと聞くようになったタイムシェアですが、タイムシェアは現在日本円で1兆円以上もの売り上げを上げている一大産業に発展しています。世界中約100ヶ国、6000ほどのタイムシェア・リゾートが現在存在しています。
アメリカではすでに90年代後半から、この「自分の滞在する期間、部屋のオーナーになる」というタイムシェアの概念が浸透し始めました。近年、日本の方にも受け入れられ始めました。部屋のオーナーになると言うことは、購入された物件が不動産として正式に登記されると言うことです。アメリカの法律で1年を51週として(残りの1週は部屋のリフォームなどに充てる)、不動産の登記は最高で51オーナーまでに限られますので、オーナーシップの過剰販売などもありません。また、購入された部屋はお客様の者なので、自分で使われても、家族が使うことも出来ます。また、タイムシェアの権利は資産としてご子孫への相続や売却も出来ます。
現在は、ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブを筆頭に、多くのタイムシェアブランドがポイント制を導入しています。購入された部屋の1週間をポイントに置き換えることが出来、そのポイントを使い違うタイプの部屋、クルーズ、航空券、系列ホテルの部屋にポイントを使うことが出来ます。例えば、お客様がオーシャンフロントの物件を1週間購入された場合、海の見えない部屋などのカテゴリーの低い部屋に泊まることによって滞在を延長させることが出来ます。

また、部屋の購入方法には2種類あります。ひとつは「フィックス」といい、一年のうちの決まった週を購入する方法です。もう1つは「フロート」といい、自分の滞在したい週をリクエストできる種類で、タイムシェアを買う方の多くはこの方法を選びます。
ポイント制とこの「フロート」上手に使われますと、世界中を周りそれぞれの国で自分のタイムシェアのポイントを使い旅をするということも可能です。ある調査によると、タイムシェアを所有している方の約9割の方が満足され、そのうちの6割以上が大変満足しているという統計が出ています。また、多くの満足されたお客様は、購入されたタイムシェアをそのまま使う以外にも、ポイントの交換など幅広く使えるサービスに満足されていて、どのように自分の持っているポイントを使うかがタイムシェアの鍵となっています。 |